当計画地は区画整理事業地にあたり、今後新たに周辺で開発が行われることが予想されるため、特に景観上において周囲との親和性を考慮し、計画を行った。周辺に商業施設や集合住宅が多い立地のため、主要な施設を繋ぐような動線の道路を計画し、交差点部分は注意喚起、景観への配慮の意味を込め、インターロッキング舗装を使用する等の工夫を凝らした。また、必要に応じて歩専道を設置し、利便性や防犯上の機能向上を目指した。
高低差が大きい敷地のため、擁壁の計画が課題となった北側の敷地を南側の敷地より高く設定し、日照を確保するよ…